米沢発 山形おきたま伝統野菜 うこぎ博物館

うこぎの加工品

〇おもな加工品

【塩漬】

葉を摘み取り、重量の30%の塩で漬ける。塩抜きは、山菜と同じように行います。色は黒くなり、苦味が増します。


【お茶風仕立て】

摘み取った葉を、茶づくりの要領で加工します。色はそのまま、形は茶葉と同じ。まろやかになります。


【粉末化】

葉を摘み取り、減圧乾燥、凍結乾燥、あるいは陰干しなどの自然乾燥で乾燥させたあと、ミルを使って粉砕して粉末化する。熱処理を施していない場合、調理時に褐変することがあります。
凍結乾燥機あるいは常温(40℃以下)乾燥機で、うこぎ葉を乾燥し、専用の粉砕機(そば粉をつくるものがよい)で粉砕して粉末にします。家庭では、電子レンジ乾燥が効果的です。生葉20gをキッチンペーパーにとって、500Wレンジであれば3分が目安です。その後、ミルで粉砕します。ただし、粒径がばらつくので、篩(ふるい)を使うとよいでしょう。